”ALSACE“の説明はALSACE SIDE TABLEに書いています。

正直、このテーブルの話を書くのになかなか手がつけれなかった。 何を語るのか思い浮かばなかった。
作ってから毎日、当たり前のように使っていた。
そう、当たり前のような、特に何かを主張してこないとこがいいのだと思う。
わかりやすいチャームポイントは、脚がほんの少しだけ天板の端から押しこんだ位置にある。
それだけで4本の脚と天板がより仲良くなって見える。

今、改めて向き合い、少し離れて眺めると見えてきた。つい丸い天板に目がいくが、その下に 伸びやかに貫が脚と脚を繋ぎ支えている。そのクロスした貫の床からの高さがこのテーブルの隠れた 特徴になっている。そう思って眺めると、実はひっそりと人知れずいい仕事をしてくれてたんやねと 嬉しくなる。それだけで、このテーブルとの距離感がより近くなったように感じる。

天板はナラ材とライムストーンの2タイプ。

W850 D850 H350 mm
天板／ライムストーン
フレーム／ナラ無垢材