数年前、時々コーヒーを飲みに行く奈良のTHE INY COFFEEでnora glassworks 甲田彩恵さんのガラス作品が展示されていた。いくつもの素敵な作品の中からグラスと小ぶりな花瓶を購入。その花瓶のテクスチャーがいいなぁと思っていつも見えるところに置いていた。
そしてある日、その素材感でランプにしたらどうかなと思って絵に描き、甲田さんに相談した。
ガラスを成型する型はTRUCKで作り、何度かの試作後、完成した。

白と透明の2色のガラスを高度な技術で一体化させる「インカルモ」という技法で作られたマウスブローのランプシェード。白いガラスは月面のクレーターのような質感を持ち、透明なガラスには小さな気泡が散りばめられている。
全体はマットな仕上がりで、柔らかな光を穏やかに透過させるのが特徴。異なる表情のガラスが融合し、ガラスならではの優しい光を楽しむことができる。

それぞれの違った質感が魅力的で、明かりが灯っている時、いない時のどちらも美しい。

シェードの上には真鍮を削り出して作ったパーツが白いコードとガラスを繋いでいる。この素材の組み合わせがきれい。

シェード／ガラス
付属電球／ミニクリプトン電球（ホワイト）110V 40W E17 × 1個
取付方法／引掛シーリング
※必ず平らな天井に取り付けて下さい。
※コード長は変更が可能です。ご希望の全長(コード長含む)をお知らせください。納期は約3週間。下記別途料金がかかります。
　 長くする場合￥5,775 +￥275/m
　 短くする場合￥5,280